PLパイプは鋼管に水色ポリエチレン粉体を焼付け塗装したパイプです。
腐食に強く、高濃度の塩素環境にある浄・配水池の池内配管、プラント配管等で多くの採用実績をいただいております。
弊社のＰＬパイプは全品、日本水道協会による検査を受検し合格した上で出荷しています。
また、各種浸出試験にも合格しており、安全でおいしい水道水供給のお手伝いをしています。
塗装鋼管はステレンレス鋼管と比べ低コストなため、行政のコストダウンニーズに応える製品として水道施設各所で採用されています。
ポリエチレン粉体ライニング鋼管は、数ある塗装鋼管の中でも群を抜いて低い吸水率を誇ります。
そのため鋼管と塗装の境界面に水分による錆が発生せず、塗装の密着性が失われることに伴う剥離を防止することができます。
PLパイプの塗装は、炉で高温に熱した鋼管をポリエチレン粉体の槽に入れ浸漬、熱溶着にて行います。
そのためポリエチレン粉体が鋼管に強く密着し、荷重50kgの引っ張り試験にも耐える強度な密着力をもっています。
プライマー(接着剤)不使用であるため、プライマーの経年劣化による剥離の心配もありません。
ポリエチレンは非常に高い体積抵抗率抵抗値(1×1017Ω-cm)があり、近年特に問題とされる電食に対しても強い耐性をもっています。